2021-01-01から1年間の記事一覧

横浜の川を歩く21 六ツ川②(消えた川)

上の地図に赤い線で示したのが六ツ川です。「六ツ川①」では、上流を紹介しましたが、今回は住吉神社から下流をレポートします。下の地図をご覧ください。 この流路は、1950(昭和25)年に横浜市建設局が作成した「横浜市三千分一地形図」に描かれたも…

横浜の川を歩く20 六ツ川①(消えた川)

横浜市南区には六ツ川という町があります。1927(昭和2)年に横浜市に編入されて六ツ川町となりましたが、江戸後期には引越村と呼ばれていました。変わった名前ですが「新編武蔵国風土記稿」に、多々久郷が五ヶ村に分かれたとき、その村々の民が引っ越…

横浜の川を歩く19 宇田川

宇田川(うだがわ)は、境川水系の二級河川です。市長管理区間が3,520m、普通河川も含めると6,000mを超え、中流から上流にかけて支流が木の枝のように広がっています。 泉区役所のウェブページでは、およそ五筋ある水源のうち御霊(ごりょう)神社の…

横浜の川を歩く18 和泉川

和泉川(いずみがわ)は境川水系の二級河川で、横浜市瀬谷区の「瀬谷市民の森」と周辺の湧水が源流である(「いずみ いまむかし」泉区小史発行委員会 平成8年)。総延長が9,510m(「横浜の川」横浜市道路局河川部)だから、境川水系の川としてはいちば…

横浜の川を歩く17 名瀬川

名瀬川(なせがわ)は、境川水系の二級河川だ。横浜市戸塚区名瀬町の戸塚カントリークラブ内を源流とし、横浜新道の上矢部IC付近で阿久和川に合流している。合流地点から名瀬遊水池までの二級河川部分は2,210mで、そこから源流までの約1.2kmは普通…

横浜の川を歩く16 阿久和川

阿久和川(あくわがわ)は境川水系の二級河川だ。瀬谷区三ツ境付近を源流として泉区・戸塚区と3つの区をめぐり、柏尾川に至る延長5,510mの川である。主な支流として名瀬川(なせがわ)と子易川(こやすがわ)が知られているが、今回のレポートでは子易川を…

横浜の川を歩く15 舞岡川(まいおかがわ)

舞岡川は、境川水系の河川である。柏尾川との合流地点から舞岡川遊水池(右支川合流点)までの1640mが二級河川、そこから上流へ510m(地下鉄舞岡駅付近)までは準用河川で、その先は普通河川だ。(「横浜の川」横浜市道路局河川部) 横浜市のウェブ…

横浜の川を歩く13 大岡川②(中流域)

大岡川は,延長約14kmの二級河川だ。円海山を源流とし、上大岡で日野川と合流して伊勢佐木町、野毛町、桜木町など、横浜市の中心部を通って横浜港に注ぎ込んでいる。 今回は大岡川の中流域を、上大岡から出発して栗木まで歩いてみた。 上大岡駅前商店街の…

横浜の川を歩く14 大岡川③(下流域)

大岡川は、延長約14kmの二級河川だ。円海山を源流とし、上大岡で日野川と合流して伊勢佐木町、野毛町、桜木町など、横浜の中心部を通って横浜港に注ぎ込んでいる。 今回は、横浜発展の基礎を築いた旧吉田新田の起点である日枝神社から河口までの、下流域…

横浜の川を歩く12 大岡川①(源流域)

地図に★のある場所をクリックすると、写真が表示されます。 大岡川は、延長約14kmの二級河川だ。円海山を源流とし、上大岡で日野川と合流して伊勢佐木町、野毛町、桜木町など、横浜市の中心地を通って横浜港に注ぎ込んでいる。 見どころの多い川なので何…

横浜の川を歩く11 帷子川①

帷子川(かたびらがわ)は横浜市旭区を源流とし、横浜駅東口までの約17.3kmを流れる二級河川だ(「横浜の川」横浜市道路局河川部)。鶴見川、大岡川と並ぶ、横浜を代表する河川である。 今回は、帷子川の源流から鶴ヶ峰までをレポートする。また、支流の矢…